convertMapToVirtualPixelCoord

説明

指定された一連のマップ座標を、マップ イメージ全体の仮想ピクセル スペース内の座標に変換して返します。

注: マップ イメージ全体の仮想ピクセル スペース内の座標と、通常の画面ピクセル座標を混同しないでください。通常の画面ピクセル座標は、マップ イメージ全体のどのセクションが現在画面に表示されているかにかかわらず、常に画面左上隅の (0, 0) で始まります。対照的に、マップ イメージの仮想ピクセル スペースは、マップのどの部分が現在画面に表示されているかにかかわらず、特定のズーム レベルでは一定です。したがって、例えばマップ イメージがズーム レベル 3 に設定されている場合、マップ イメージは横 4 枚、縦 4 枚のタイルで構成されます。各タイルの寸法が 512 ピクセル x 256 ピクセルの場合、マップ イメージ全体の寸法は 2048 ピクセル x 1024 ピクセルになります。これがマップ イメージの仮想ピクセル スペースと呼ばれます。画面に一度に表示できるのはイメージ全体のサブセクションのみだからです。

パラメータ

以下のパラメータのタイプについては、リクエスト URL のデータ タイプを参照してください。

パラメータ タイプ 必須 説明
worldX Float はい

マップのポイントの位置の x 座標を指定します。

マップの位置は、マップ座標系の単位 (度やメートルなど) で指定します。convertScreenToMapCoord メソッドを呼び出し、返される MapCoordinate オブジェクトを調べることによって、マップの座標系を判断できます。詳細については、convertScreenToMapCoordおよびMapCoordinateを参照してください。

worldY Float はい

マップのポイントの位置の y 座標を指定します。

マップの位置は、マップ座標系の単位 (度やメートルなど) で指定します。convertScreenToMapCoord メソッドを呼び出し、返される MapCoordinate オブジェクトを調べることによって、マップの座標系を判断できます。詳細については、convertScreenToMapCoordおよびMapCoordinateを参照してください。

level Integer はい

マップのズーム レベルを指定します。

このパラメータは、名前付きマップの minLevel 値以上、maxLevel 値以下の値に設定する必要があります。getDescription メソッドを呼び出し、返される MapDescription オブジェクトを調べることによって、これらの値を決定できます。詳細については、getDescriptionおよびMapDescriptionを参照してください。

name String はい 生成されるマップ タイルの元となる名前付きマップの名前を指定します。
output String はい レスポンス形式を指定します。json を指定する必要があります。


http://<server>:<port>/rest/Spatial/LegacyMapTilingService/convertMapToVirtualPixelCoord?
  name=/NamedTiles/WorldTile
  &level=4
  &worldX=-79.377366
  &worldY=43.64713
  &output=json
			

上の例では、次の JSON レスポンス オブジェクトが返されます。


{"EnvinsaResponse":{"type":"MapTilingResponse","virtualPixelCoord":{"virtualX":1023,"virtualY":1023}}}
			

戻り値

上の例に示すように、VirtualPixelCoordinate オブジェクトが返されます。VirtualPixelCoordinate を参照してください。