データフローのデータ タイプ変換オプションの設定
データ タイプ変換は、データフローがフィールドを、ステージで必要なデータ タイプに自動的に変換する際に行われます。データ タイプ変換は、一部のステージ内でも行われます。例えば、Read from DB では、ソース データが数値データ タイプであっても、フィールドで文字列データ タイプを使用することができます。データは、データフローに読み込まれる際に文字列データ タイプに変換されます。
データ タイプ変換を制御するために使用できる設定が 2 つあります。1 つは、数値、日付、および時間データを書式設定して文字列に変換する方法を決定する設定です。例えば、文字列に変換される日付データを dd/mm/yyyy ではなく mm/dd/yyyy のフォーマットで表現したい場合があります。もう 1 つは、システムがあるデータ タイプのフィールドを別のデータ タイプに変換できない場合にどうするかを制御する設定です。
システムに対するデフォルトのデータ タイプ変換の設定は、Management Console で指定されています。Enterprise Designer では、デフォルト フォーマットを個別のデータフローについてオーバーライドできます。
この手順は、データフローでデフォルトのデータ タイプ変換オプションをオーバーライドする方法を示しています。
注: サブフローは、属しているデータフローからタイプ変換設定を継承します。サブフローのタイプ変換設定を指定することはできません。