関数と定数の使用

Math ステージには、式で使用できるいくつかの関数が用意されています。関数の一般的な形式は、関数(パラメータ)、関数(パラメータ,パラメータ)、関数(パラメータ,...) です。ここで、"パラメータ" は、数値定数、変数、または数式です。関数は別の数式と共に使用できます (例えば、x=Sin(y)*Cos(z))。

定数、変換、算術演算、および三角関数があります。次に、サポートされている各関数をカテゴリ別に示します。

表 1. サポートされている関数

関数

説明

定数
e 自然対数の底である数学定数です。
false 値 false を表す Boolean 定数です。
Infinity 無限大を表す数学定数です。
NaN 数値ではない値を表す数学定数です。
Pi 円の直径に対する円周の割合 (円周率) を表す数学定数です。
true 値 true を表す Boolean 定数です。
変換
Abs (値)

パラメータを 1 つ指定します。

指定された値の絶対値を返します。

Ceil (値)

パラメータを 1 つ指定します。

端数を切り上げた値を返します (例えば、Ceil(5.5) は 6 を返します)。
DegToRad (値)

パラメータを 1 つ指定します。

指定された値を角度からラジアンに変換します。
Floor (値)

パラメータを 1 つ指定します。

端数を切り捨てた値を返します (例えば、Floor(5.5) は 5 を返します)。
RadToDeg (値)

パラメータを 1 つ指定します。

指定された値をラジアンから角度に変換します。
Round (値)

パラメータを 1 つ指定します。

四捨五入した値を返します。
Math

Avg (値, 値,...)

パラメータを 1 つ以上指定します。

指定された値の平均値を返します。

Exp (値)

パラメータを 1 つ指定します。

オイラー数の累乗を返します。
Fac (値)

パラメータを 1 つ指定します。

指定された値の階乗を返します (例えば、Fac(6) は 6*5*4*3*2*1 を意味し、720 を返します)。
Ln (値)

パラメータを 1 つ指定します。

指定された値の自然対数 (底 e) を返します。
Log (値)

パラメータを 1 つ指定します。

指定された値の自然対数 (底 10) を返します。
Max (値, 値,...)

パラメータを 1 つ以上指定します。

引き渡された値の最大値を返します。

Min (値, 値,...)

パラメータを 1 つ以上指定します。

引き渡された値の最小値を返します。
Sqrt (値)

パラメータを 1 つ以上指定します。

引き渡された値の平方根を返します。
Sum (値)

パラメータを 1 つ指定します。

指定された値の合計を返します。
三角関数

ArcCos (値)

パラメータを 1 つ指定します。

値の逆余弦を返します。

ArcSin (値)

パラメータを 1 つ指定します。

値の逆正弦を返します。
ArcTan (値)

パラメータを 1 つ指定します。

値の逆正接を返します。
Cos (値)

パラメータを 1 つ指定します。

値の余弦を返します。
Ln (値)

パラメータを 1 つ指定します。

指定された値の自然対数 (底 e) を返します。
Sin (値)

パラメータを 1 つ指定します。

値の正弦を返します。
Tan (値)

パラメータを 1 つ指定します。

値の正接を返します。