ピボット テーブル

ピボット テーブルとは、データを視覚的に分析しやすくするために、データフロー内の列の値を集計したり入れ換えたりするものです。ピボットを使うと、入力の列を（クロスタブとして知られる）クロス集計の形式で整理して行、列、および集計値を生成できます。また、フィールドを入力として使用できますが、表示することはできません。ピボットの使い方には、2 次元のピボットと、1 次元の集計データのグループ化があります。

この例は、シャツの売上データを示しています。

表 1. 入力データ
地域 性別 スタイル 出荷日 単位 価格 原価
東 男児 T シャツ 1/31/2010 12 11.04 10.42
東 男児 ゴルフ 6/31/2010 12 13.00 10.60
東 男児 ファンシー 2/25/2010 12 11.96 11.74
東 女児 T シャツ 1/31/2010 10 11.27 10.56
東 女児 ゴルフ 6/31/2010 10 12.12 11.95
東 女児 ファンシー 1/31/2010 10 13.74 13.33
西 男児 T シャツ 1/31/2010 11 11.44 10.94
西 男児 ゴルフ 2/25/2010 11 12.63 11.73
西 男児 ファンシー 2/25/2010 11 12.06 10.51
西 女児 T シャツ 2/25/2010 15 13.42 13.29
西 女児 ゴルフ 6/31/2010 15 11.48 10.67
北 男児 T シャツ 2/25/2010 17 16.04 10.42
北 男児 ファンシー 2/25/2010 12 11.56 12.42
北 女児 T シャツ 2/25/2010 16 12.32 18.42
北 男児 ゴルフ 1/31/2010 18 11.78 13.23
北 女児 T シャツ 2/25/2010 12 18.45 11.64
北 女児 ゴルフ 2/25/2010 14 11.23 19.85
北 男児 ファンシー 1/31/2010 16 12.54 13.42
北 女児 T シャツ 2/25/2010 17 181.73 15.83
南 男児 ファンシー 1/31/2010 19 14.15 13.42
南 女児 T シャツ 2/25/2010 11 11.85 12.92
南 女児 ファンシー 1/31/2010 13 11.54 14.35
南 男児 T シャツ 2/25/2010 15 14.14 14.73
南 男児 ゴルフ 2/25/2010 16 17.83 17.83
南 女児 ファンシー 6/31/2010 11 18.24 12.35
南 女児 T シャツ 1/31/2010 20 19.94 12.95
南 男児 ゴルフ 2/25/2010 12 21.25 19.56

出荷日ごとに各地域で販売した数量を調べたいと思います。これを行うには、ピボットを使って次のテーブルを生成します。

表 2. ピボット テーブル
地域 1/31/2010_ShipDate 2/25/2010_ShipDate 6/31/2010_ShipDate
東 32 12 22
北 34 88  
南 52 54 11
西 11 37 15

この例で、列は出荷日、行は地域、表示したいデータは数量です。ここでは合計操作による集計値で出荷数量の総数が表示されます。