出力列

フィールド名 説明 / 有効な値

<操作>Of<入力フィールド名>

計算の結果が入ります。Group Statistics では、操作ごとに 1 つのフィールドが作成され、操作とフィールドに基づいてフィールドの名前が付けられます。例えば、Sum操作を Population という名前のフィールドに対して実行した場合のデフォルトのフィールド名は SumOfPopulation となります。

<値>_<操作>

ピボットの結果が入ります。ここで、<Value>はピボット列内のいずれかの値、<Operation> はその列に対して実行される操作です。詳細については、ピボット テーブルの作成を参照してください。

GroupCount

グループ内のレコード数を示します。

GroupID

各グループに順番に割り当てられる一意の番号。最初のグループの GroupID は値 1、その次は値 2 などとなります。

ComputationalCount<操作>Of<入力フィールド名> 操作を実行するグループ内の実際のレコード数を示します。

例えば、Average操作を Salary 列に対して実行すると、ComputationalCountAverageOfSalary という列が生成されます。

Status

Group Statistics 計算の成功または失敗を報告します。

NULL
成功
F
失敗

Status.Code

失敗の原因 (ある場合)。

ステータス コードには以下のものがあります。

UnableToDoGroupStatistics
Group Statistics ステージで計算を実行できませんでした。
百分位数の計算でエラーが発生しました
指定された入力データで百分位数を計算できませんでした。

Status.Description

エラーの詳細な説明。

入力フィールドの値をフィールド タイプに変換できませんでした。桁あふれの可能性があります!
入力フィールドの値がデータ タイプの可能な値を超えています。double などの、より大きな値をサポートしているデータ タイプに変換してみてください。

Group Statistics の例

次の入力データは、郡内の顧客数を示しています。このデータは、郡の位置する米国の州 (MD、VA、CA、NV) と地域 (East または West) も示しています。最初の行はヘッダ レコードです。

Region|State|County|Customers
East|MD|Calvert|25
East|MD|Calvert|30
East|MD|Prince Georges|30
East|MD|Montgomery|20
East|MD|Baltimore|25
East|VA|Fairfax|45
East|VA|Clarke|35
West|CA|Alameda|74
West|CA|Los Angeles|26
West|NV|Washoe|22

各地域の顧客総数を計算したければ、[操作] タブの行として [地域] フィールドを定義します。操作については、[顧客] フィールドに対して合計操作を実行します。


次の結果が得られます。

Region|SumOfCustomers
    East|210.0
    West|122.0
注: この例は、行だけでデータを集計する基本的な Group Statistics 操作を示しています。ピボット テーブルを作成すれば、[操作] タブでグループ化に使う列を指定して行と列の両方で集計することもできます。

ピボット テーブルの作成の詳細については、ピボット テーブルの作成を参照してください。