Acushare サービスの実行

最初の Validate Address ジョブを作成および実行する前に、Hadoop/Spark クラスタの各ノードで Acushare サービスを実行する必要があります。

注: これは、Validate Address ジョブの実行前に一度だけ実行する必要がある操作です。

クラスタの各ノードで、以下の操作を行います。

  1. Acushare セットアップ スクリプト sdkrts.binBig Data Quality SDK インストール パスからノード上の任意の場所にコピーします。
    重要: SDK サーバーでは、Acushare セットアップ スクリプト sdkrts.binは、<BDQ SDK_InstallPath>/SDK/utilities/dbloader/aq/runtime/bin にあります。
  2. 管理者権限で、または root ユーザとして、ノードにログインします。
  3. Acushare インストーラ スクリプト sdkrts.binをコピーした場所に移動します。
  4. 以下のコマンドを入力して、ファイルに対するexecute権限を取得します。
    chmod a+x sdkrts.bin
  5. インストーラ ファイルを実行し、入力の要求に従って操作します。
    ./sdkrts.bin
  6. 入力が求められたら、ENTER キーを押してデフォルトの実行時パス /root/slave_nodeを選択するか、任意の絶対パスを入力します。
    重要: Validate Address ジョブを実行するには、Acushare の実行時パスがクラスタのすべてのノードで同一である必要があります。
    注: 選択するパスは、指定した時点でノード上のその場所に存在する必要があります。
    Acushare サービスは、インストールが正常に完了すると自動的に起動します。
  7. Acushare サービスは、ノード上で手動で起動することもできます。<Acushare runtime path>/runtimeに移動し、スクリプト ファイル startrts.sh を引数 <Acushare runtime path>/runtime 付きで実行します。
Acushare サービスの停止
ノード上の Acushare サービスを停止するには、<Acushare runtime path>/runtimeに移動し、スクリプト ファイル stoprts.sh を引数 <Acushare runtime path>/runtime 付きで実行します。
Acushare サービスのアンインストール
Acushare サービスをノードからアンインストールするには、スクリプト ファイル Uninstall_SDKRTS.sh<Acushare runtime path>/Uninstall から実行します。