標準フィールド

次の表では、マッチング タスクで使用される一部の標準フィールドとその説明を示します。

フィールド 説明
CandidateGroup このフィールドは、サスペクト レコードとその候補のグループを表します。各サスペクト レコードには、CandidateGroup 番号が与えられます。サスペクトの候補には、同じ CandidateGroup 番号が与えられます。例えば、John Smith がサスペクト レコードで、候補レコードが John Smith と Jon Smth の場合、これらの 3 つのレコードはどれも同じ CandidateGroup 値を持ちます。
CollectionNumber 重複レコードのコレクションを識別します。有効な値は 1 または 1 より大きな値です。同じ値でフラグ設定されたレコードが重複レコードです。
CollectionRecordType 重複するレコードのコレクションからテンプレートと Best of Breed レコードを識別します。有効な値を次に示します。
  • Primary: レコードが、コレクションの選択されたテンプレート レコードである場合。
  • Secondary: レコードが、コレクションの選択されたテンプレート レコードでない場合。
  • BestOfBreed: レコードが、コレクションの新しく作成された最良の組み合わせのレコードである場合。
ExpressMatchIdentified マッチの取得に Express マッチ キーが使われたかどうかを示します。有効な値は、はいまたはいいえです。
HasDuplicates レコードが別のレコードと重複するかどうかを示します。次のオプションがあります。
  • Y: レコードはサスペクト レコードであり、重複するレコードがあります。
  • N: レコードはサスペクト レコードであり、重複するレコードはありません。
  • D: レコードは候補レコードであり、サスペクト レコードと重複します。
  • U: レコードは候補レコードですが、サスペクト レコードと重複しません。
MatchRecordType コレクションに含まれるマッチ レコードのタイプを識別します。有効な値を次に示します。
  • サスペクト: 互いに重複する関連性にあるかどうかを確認するために、他のレコードと比較するレコード。1 コレクションにサスペクト レコードは 1 つのみ含まれます。
  • Duplicate : サスペクト レコードと重複するレコード。
  • Unique : 重複がないレコード。
MatchScore 2 つのレコードの全体的なスコアを識別します。有効な値は 0 ~ 100 です。0 は精度の低いマッチを意味し、100 は完全一致を意味します。スコアは、マッチ ルールが設定される生成済み基準です。
TotalMatchCount このフィールドは、処理中に得られたマッチ総数を表します。
TransactionRecordType 次のいずれかを指定できます。
  • Suspect: サスペクト レコードは、クエリへの入力として使われます。
  • Candidate: 候補レコードは、クエリから結果として返されます。