名前付きリソース管理者の作成

Spatial Manager および Management Console を使用してリポジトリ内の名前付きリソースを管理するには、定義済みの spatial の役割によって提供されるアクセスに加えて、これらのリソースへのフル アクセスを許可する役割がユーザに割り当てられている必要があります。定義済みの spatial の役割は変更できず、定義済みの "名前付きリソース管理者" の役割は Spectrum™ Technology Platform では提供されません。ただし、定義済みの spatial の役割を基にしてこのような役割を作成できます。

  1. Management Console を開きます。
  2. [システム] > [セキュリティ] を選択します。
  3. [役割] をクリックします。
  4. spatial-admin の横のチェックボックスをオンにすることによって開始点として使用する役割を選択し、コピー ボタン をクリックします。spatial-admin 役割には、Location Intelligence Module.Named Resources と Location Intelligence Module.Dataset のセキュア エンティティ タイプに対する表示、変更、作成、削除の各権限があります。
  5. [役割名] フィールドに、この役割の名前を入力します (例: "resource-admin")。
  6. 以下のセキュア エンティティ タイプに対して次のように追加の権限を設定します。
    データベース リソース:
    • Centrus データベース リソース: 表示/変更/生成/削除/実行 (必要な場合)
    • Enterprise Routing: 表示/変更/生成/削除/実行 (必要な場合)
    プラットフォーム:
    • サービス: 表示/変更/実行
    • システム - バージョン情報: 表示
    リソース接続:
    • リソース - ファイル サーバー接続: 表示
    • リソース - JDBC ドライバ: 表示
  7. [保存] をクリックして、新しい resource-admin 役割を保存します。
  8. [ユーザ] をクリックします。
  9. 既存のユーザを選択して編集ボタン をクリックしてそれを変更するか、追加ボタン をクリックして新しいユーザを作成します。
  10. 新しい "resource-admin" 役割をユーザ アカウントに割り当てて、ユーザが名前付きリソースを管理できるようにします。
以上でユーザに、Spatial Manager および Management Console で名前付きリソースを管理するために必要なアクセス権が付与されます。