Enterprise Routing モジュール データベースのインストール

  1. ルーティング データベースをインストールするには、以下の要件を満たす必要があります。
    • Java 6 がインストールされている必要があります。
    • 環境変数 JAVA_HOME に、JDK 1.6 のインストール場所を設定する必要があります。
    注: プロファイルに Oracle 環境変数が設定されている場合、それらの環境変数が DVD からデータベースをロードするプロセスに干渉する場合があります。データベースのロードに問題が生じ、Oracle を使用している場合は、DVD からデータベースをロードする際に、Oracle 環境変数が有効になっていないことを確認してください。
  2. データベース DVD を挿入するか、www.g1.com/support からデータベースをダウンロードします。
    注: テクニカル サポート サイトからダウンロードする場合、データベースは zip ファイルとしてダウンロードされます。インストールを開始する前に、データベースを解凍してください。
  3. DVD からインストールしていて、システムが自動的にマウントした場合は、このステップは飛ばしてください。自動的にマウントしない場合は、DVD デバイスがファイル システムであることを示すために、適切な mount コマンドを実行します。
  4. 必要に応じて、/etc/filesystem コマンドを実行し、このファイル システムが認識されるようにします。お使いのシステム上の DVD デバイスに対する正しいデバイス名を指定します。
    注: ISO 9660 フォーマットで作成されている DVD は、システム上でファイル システムとしてマウントできるはずです。
  5. 作業ディレクトリを、binのインストール場所の Spectrum™ Technology Platform ディレクトリに変更します。
  6. 次のコマンドを入力することにより、環境を設定するための "setup" bourne シェル スクリプトのソースを指定します。
    . ./setup
  7. dbloader.binスクリプトを実行します。
  8. 画面の指示に従い、スクリプトによる環境とデータベースの場所の確認を行います。
    注: データベースをネットワーク共有上にインストールすることは可能ですが、ローカルではなくネットワークを介してデータベースにアクセスすることになるため、パフォーマンスに影響が生じます。
  9. データベース ファイルをインストールしたら、Management Console でデータベース リソース ツールを使用して、データベースをリソースとして定義します。詳細については、support.pb.com で『 Spectrum™ Technology Platform 理ガイド』の「データベース リソースの設定」の章を参照してください。