このトピックでは、API または Web サービス呼び出しからデータを受け取り、API または Web サービスを介して応答を返す簡単なデータフローを作成します。このデータフローはSpectrum™ Technology Platformサーバーにサービスとしてエクスポーズされるもので、「サービス」データフローです(データフローのもう 1 つの主要タイプは、バッチ処理を実行し、ファイルまたはデータベースからデータを読み込み、データを処理し、出力をファイルまたはデータベースに書き込む「ジョブ」です)。
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の順に選択します。
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の順に選択します。
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これでデータフローの作成を開始する準備ができました。最初のステップは、データフローへの入力を定義することです。このデータフローは、FirstName と LastName の 2 つのフィールドを入力として受け取ります。
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Input ステージをパレットからキャンバスにドラッグします。
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キャンバス上の Input ステージをダブルクリックします。
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[追加] をクリックし、もう一度 [追加] をクリックします。
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[フィールド名] フィールドで、「FirstName」と入力します。
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[OK] をクリックし、もう一度 [OK] をクリックします。
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[追加] をクリックし、もう一度 [追加] をクリックします。
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[フィールド名] フィールドで、「LastName」と入力します。
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[OK] をクリックし、もう一度 [OK] をクリックします。
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データフロー入力の定義が完了しました。[OK] をクリックします。
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次に、[FirstName] フィールドと [LastName] フィールドのデータの大文字小文字をすべて大文字に変更するためのステージを追加します。
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Transformer ステージをパレットからキャンバスにドラッグします。
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Input ステージの右側 (出力ポート) にある黒い三角形をクリックし、キャンバス上の Transformer ステージの左側にドラッグして、Input ステージと Transformer ステージを接続するチャネルを作成します。
データフローは次のようになっているはずです。
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[Transformer] ステージをダブルクリックします。
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[追加] をクリックします。
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左側のツリーの [書式設定] の下にある [大文字小文字] をクリックします。
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[フィールド] フィールドで、[FirstName] を選択します。[大文字] が選択されている状態のままにします。
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[追加] をクリックします。
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[フィールド] フィールドで、[LastName] を選択します。[大文字] が選択されている状態のままにします。
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[追加] をクリックします。
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[閉じる] をクリックします。
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[FirstName] フィールドと [LastName] フィールドの値を大文字に変更するように、Transformer ステージの設定が完了しました。[OK] をクリックします。
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最後に、データフローの出力を定義します。このデータフローは、出力として [FirstName] フィールドと [LastName] フィールドを返します。
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Output ステージをキャンバス上にドラッグします。
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Transformer ステージの右側にある黒い三角形をクリックし、キャンバス上の Output ステージの左側にドラッグします。
データフローは次のようになっているはずです。
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キャンバス上の Output ステージをダブルクリックします。
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[エクスポーズ] ボックスをオンにします。[FirstName] と [LastName] の横のチェック ボックスがオンになっているはずです。
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[OK] をクリックします。
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Enterprise Designer で、 の順に選択します。
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データフローに「MyFirstDataflow-Service」という名前を付けて、[OK] をクリックします。
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の順に選択します。これによってデータフローがエクスポーズされ、サーバー上でサービスとして利用できるようになります。
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このサービスをテストするには、次の手順を実行します。
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Web ブラウザで次の URL に移動することにより、Management Console を開きます。
http://server:port/managementconsole
ここで server は、 Spectrum™ Technology Platform サーバーの名前または IP アドレスで、 port はSpectrum™ Technology Platformが使用する HTTP ポートです。デフォルトの HTTP ポートは 8080 です。
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に移動します。
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サービスのリストで、MyFirstDataflow-Service の横にあるチェック ボックスをオンにし、[編集] ボタン をクリックします。
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[FirstName] フィールドにすべて小文字で名前を入力します。
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[LastName] フィールドにすべて小文字で名前を入力します。
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[プレビューを実行] をクリックします。
データフローの Transformer ステージで指定したとおり、名前のフィールドがすべて大文字になったことを確認できます。
おめでとうございます。初めてのサービス データフローの設計と実行が完了しました。このサービスはサーバー上で利用できるようになり、API または Web サービス呼び出しを介してアクセス可能です。このサービスの SOAP エンドポイントのリソース URL:
http://<ServerName>:<Port>/soap/MyFirstDataflow-Service
このサービスの REST エンドポイントのリソース URL:
http://<ServerName>:<Port>/rest/MyFirstDataflow-Service