シンクとしてのサブフローの使用

サブフローをデータフロー内の最終ステージとして使用し、ファイルまたはデータベースにデータを書き込んだり、データに対して何らかの処理を実行してから出力デスティネーションに書き込むこともできます。複数のデータフローで再利用できるように設定されている単一のシンク ステージのように単純なサブフローを作成したり、何らかの方法でデータを処理してから出力デスティネーションに書き込む複雑なサブフローを作成することができます。

  1. Enterprise Designer で、[ファイル] > [新規作成] > [データフロー] > [サブフロー] を選択します。
  2. Input ステージをパレットからキャンバスにドラッグします。
  3. Input ステージをダブルクリックし、サブフローを使用するデータフローからサブフローが受け取るフィールドを追加します。
  4. Input ステージを設定したら、目的の後処理を実行するために必要なその他のステージを追加します。
  5. サブフローの終わりに 適切なシンクを追加します。

    例えば、Transformer ステージを使用して空白をトリムし、フィールドの大文字と小文字の区別を正規化してからデータベースに書き込むサブフローを作成した場合、サブフローは次のようになります。

  6. [ファイル] > [保存] を選択し、サブフローを保存します。
  7. [ファイル] > [エクスポーズ] を選択して、サブフローをデータフロー内に含めて使用できるようにします。
  8. サブフローを含めるデータフロー内で、サブフローをパレットからキャンバス上にドラッグし、データフロー内の最終ステージに接続します。
    注: サブフローには Output ステージではなくシンク ステージが含まれているため、サブフロー アイコンには入力ポートしかありません。これは、データフロー内のシンクとしてのみ使用できます。

    親データフローが、シンクとして作成したサブフローを使用するようになりました。例えば、"Transform and Write to DB" というサブフローを作成し、追加して、Geocode US Address ステージに接続する場合、データフローは次のようになります。