レポートは、レポート ステージが含まれているジョブによって生成されます。レポートには、処理の概要 (ジョブによって処理されたレコード数など) や郵便フォーム (USPS CASS 3553 フォームなど) を含めることができます。一部のモジュールには、定義済みレポートが付属しています。カスタム レポートを作成することもできます。レポートに関するデフォルト値を設定すると、レポートを保温するためのデフォルト設定が定められます。こうしたデフォルト設定は、Enterprise Designer を使用すると、特定のジョブやあるジョブ内の特定のレポートについてオーバーライドできます。
ここでは、システムに対するデフォルト レポート オプションを設定する方法を示します。
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Management Console を開きます。
- を選択します。
- [レポート] をクリックします。
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レポートの保存に使用する形式を選択します。レポートは HTML、PDF、またはテキストとして保存できます。
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レポートの保存場所を選択します。
- レポートをジョブ履歴に保存
- レポートをジョブ履歴の一部としてサーバーに保存します。こうすると、Management Console および Enterprise Designer ユーザはレポートを実行履歴で参照できるようになって便利です。
- レポートをファイルに保存
- 指定した場所にあるファイルにレポートを保存します。これは、Spectrum™ Technology Platform ユーザではない人とレポートを共有したい場合に便利です。また、レポートのアーカイブを別の場所に作成したい場合にも便利です。この方法で保存されたレポートを表示する場合は、そのレポートの形式を開くことができる任意のツール (PDF レポートの場合は PDF ビューア、HTML レポートの場合は Web ブラウザ) を使用できます。
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レポートをファイルに保存 を選択したは、次のフィールドに入力します。
- レポートの場所
- レポートの保存先フォルダです。
- レポート名に追加
- ファイル名に含める変数の情報を指定します。以下から 1 つ以上を選択できます。
- ジョブ ID
- ジョブの実行に対して割り当てられる一意の ID です。システムで初めて実行したジョブの ID は 1 になります。2 回目にジョブを実行したときには、それが前回と同じジョブでも異なるジョブでも、ジョブ ID は 2 になります (3 回目以降も同様)。
- ステージ
- レポートにデータを提供したステージの名前であり、Enterprise Designer 内のレポート ステージで指定されているものです。
- Date
- レポートが作成された年月日です
- 既存のレポートを上書きする
- 以前のレポートを、同じファイル名を持つ新しいレポートで置き換えます。新しいレポートと同じ名前の既存レポートがあるのにこのオプションを選択していない場合、ジョブは正常に完了しますが、新しいレポートは保存されません。その場合は、レポートが保存されなかったことを示すコメントが実行履歴に表示されます。