フロー ステータスと履歴の表示

ジョブ、プロセス フロー、およびサービス実行の履歴は、Management Console と Enterprise Designerで表示できます。

Management Console の場合

Management Console でフロー ステータスや履歴を表示するには、[フロー] > [履歴] を選択します。[フロー] タブにはジョブとプロセス フローの履歴が表示され、[トランザクション] タブにはサービス履歴が表示されます。
注: フローの履歴の場合、[結果] 列の上にカーソルを置くと表示されるレコード数は、データフローのすべてのシンクによって出力として書き出されるレコードの総数です。データフローにおいてレコードが結合または分割されたり、新しいレコードが作成されたりする場合は、この数は入力レコード数とは異なる可能性があります。

デフォルトで、トランザクションの履歴は無効になっています。トランザクションの履歴を有効にすると、パフォーマンスに悪影響が出るためです。トランザクションの履歴を表示する場合は、[トランザクションのログ記録] スイッチをクリックしてトランザクション履歴のログへの記録を有効にする必要があります。ユーザの操作履歴を表示するには、[システム] > [ログ] でアクセスできる監査ログを使うことをお勧めします。

フローの履歴リストは、30 秒ごとに自動的に更新されます。それよりも先に更新するには、更新ボタン をクリックします。

Enterprise Designer の場合

Enterprise Designerでフロー ステータスや履歴を表示するには、[表示] > [実行履歴] を選択します。

フローの履歴リストは、30 秒ごとに自動的に更新されます。実行履歴の表示が遅いと感じる場合は、[自動更新] チェックボックスをオフにします。

[ジョブ] タブでは、ジョブ ステータスの監視、実行中のジョブの一時停止、再開、またはキャンセル、完了したジョブの削除を行います。

注: [ジョブ] タブに表示されるレコード数は、データフローのすべてのシンクによって出力として書き出されるレコードの総数です。データフローにおいてレコードが結合または分割されたり、新しいレコードが作成されたりする場合は、この数は入力レコード数とは異なる可能性があります。
  • [Succeeded] 列には、データフローのすべてのシンクによって出力として書き出されるレコードで、[ステータス] フィールドの値が空であるものの総数が表示されます。
  • [Failed] 列には、データフローのシンクによって出力として書き出されるレコードで、[ステータス] フィールドの値が F であるものの総数が表示されます。
  • [Malformed] 列には、ソース ステージのすべてのエラー ポートからのレコードの総数が表示されます。

[プロセス フロー] タブでは、プロセス フロー ステータスの監視、実行中のプロセス フローのキャンセル、完了したプロセス フローの削除を行います。各プロセス フローの横にある [+] 記号をクリックすると、そのプロセス フローのアクティビティ ステータス情報が表示されます。このエリアには、次の情報が表示されます。

アクティビティ名
成功アクティビティを含む、プロセス フローを構成するすべてのアクティビティの名前が含まれます
ステータス
アクティビティのステータスです (失敗、成功、実行中、キャンセル)
リターン コード
プロセス フローの結果を示すコード。次のいずれかです。
1
プロセス フローは失敗しました。
0
プロセス フローは正常終了しました。
-1
プロセス フローはキャンセルされました。
その他の数値
プロセス フローに「プログラムの実行」アクティビティが含まれる場合は、外部プログラムが独自のコードを返す可能性があります。ReturnCode 列の値が 1、0、-1 以外である場合、それは外部プログラムによるものです。外部プログラムのリターン コードの説明については、そのプログラムのドキュメントを参照してください。
開始
アクティビティが開始した日時です
終了
アクティビティが終了した日時です
コメント
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