操作
以下の計算が使用できます。
- 平均
- グループごとに、指定されたフィールドの平均値を計算します。例えば、ある一群のレコードの特定のフィールドに値 10、12、1、600 が含まれているとき、そのグループについてのそのフィールドの平均値は (10+12+1+600)÷4 = 155.75 と計算されます。
- 最大値
- グループごとに、指定されたフィールドの最大値を返します。例えば、ある一群のレコードの特定のフィールドに値 10、12、1、600 が含まれているとき、そのグループについてのそのフィールドの最大値は 600 となります。
- 最小値
- グループごとに、指定されたフィールドの最小値を返します。例えば、ある一群のレコードの特定のフィールドに値 10、12、1、600 が含まれているとき、そのグループについてのそのフィールドの最小値は 1 となります。
- Percent Rank
- グループ内のレコードごとに、指定されたフィールド内の値をグループ内の他のレコードと比較したときの百分位数ランクを計算します。百分位数ランクは、そのフィールドについてそれよりも小さな値を持つレコードがグループ内の何パーセントを占めるかを表します。
- 百分位数 (Percentile)
- グループごとに、特定のフィールドについて指定した百分位数 (0 - 100) を表す値を計算します。百分位数は、それよりもスコアの小さいレコードが全体の何パーセントを占めるかを表します。例えば、ある一群のレコードが値 22、26、74 を持つとき、第 60 百分位数を指定して百分位数計算を実行すると、値 35.6 が返されます。これは、そのフィールドの値が 35.6 であるレコードはグループ内で第 60 百分位数のレコードに属することを意味します。
- 標準偏差
- グループごとに、指定されたフィールドの標準偏差を計算します。標準偏差は、グループ内の値のばらつき度合いを表します。標準偏差が小さいほど、より多くの値が平均値のまわりに集中し、値のばらつきが小さくなります。逆に、標準偏差が大きいほど、値のばらつきが大きくなります。標準偏差はデータと同じ単位で表現されます。標準偏差は、分散の平方根です。
- 合計
- グループごとに、指定されたフィールドの値の合計を計算します。
- 分散
- グループごとに、指定されたフィールドの分散を計算します。分散は、グループ内の値のばらつき度合いを表します。標準偏差を 2 乗したものです。
- ZScore
- グループ内のレコードごとに、ZScore を返します。ZScore は、値がグループの平均値から標準偏差のいくつ分だけ離れているかを示します。
- 英字を最初
- グループごとに、最初の辞書値を返します。長さまたは辞書の位置が同じフィールド値が複数存在する場合は、その値のうちの最初のものを返します。例えば、グループの中に Joel と Joey というフィールド値を持つレコードが存在する場合、l の方が y よりもアルファベット順で前にあるため、そのグループに対する [英字を最初] の値は Joel になります。
- 英字を最後
- グループごとに、最後の辞書値を返します。長さまたは辞書の位置が同じフィールド値が複数存在する場合は、その値のうちの最後のものを返します。例えば、グループの中に Joel と Joey というフィールド値を持つレコードが存在する場合、y の方が l よりもアルファベット順で後にあるため、そのグループに対する [英字を最後] の値は Joey になります。
- 最長
- グループごとに、最長の値を返します。例えば、グループの中に Joel と Jacob というフィールド値を持つレコードが存在する場合、Jacob は 5 文字、Joel は 4 文字であるため、そのグループに対する最長値は Jacob になります。
- 最短
- グループごとに、最短の値を返します。例えば、グループの中に Joel と Jacob というフィールド値を持つレコードが存在する場合、Joel は 4 文字、Jacob は 5 文字であるため、そのグループに対する最短値は Joel になります。
- 最新
- グループごとに、最新の日付/日時値を返します。例えば、グループの中に 15-12-2014 と 24-12-2014 というフィールド値を持つレコードが存在する場合、そのグループに対する最新の値は 24-12-2014 になります。
- 最古
- グループごとに、最も古い日付/日時値を返します。例えば、グループの中に 15-12-2014 と 24-12-2014 というフィールド値を持つレコードが存在する場合、そのグループに対する最も古い値は 15-12-2014 になります。