埋め込まれたデータフロー

埋め込まれたデータフローを使うと、複数のステージをグループ化して、Enterprise Designer キャンバスに一度に表示されるステージの数を減らせます。グループ化されたステージは、1 つのステージとして表示されます。埋め込まれたデータフローは、以下の用途に使用できます。
  • ステージをグループ化して複雑なデータフローのレイアウトを簡素化し、1 つのステージとしてキャンバス上に表示します。
  • 繰り返し機能を使ってグループ内のレコードを処理します。
  • 埋め込みデータフロー内のステージ オプションを設定するのにフィールド内の値を使用します。

データフローには、埋め込まれたデータフローをいくつでも追加できます。また、埋め込まれたデータフローに、埋め込まれたデータフローを含めることもできます。

埋め込まれたデータフローとサブフローの相違点

埋め込まれたデータフローとサブフローには、2 つの大きな違いがあります。まず、繰り返し処理は、埋め込まれたデータフローでしか使用できません。繰り返し処理を使うと、処理用にレコードを集約したり、フィールド値に基づいてステージのオプションを設定したりするために、レコードのグループを処理できます。埋め込まれたデータフローとサブフローのもう 1 つの相違点は、埋め込まれたデータフローが複数のデータフローで使用できないことです。データフローの一部を複数のデータフローで再利用する場合は、埋め込まれたデータフローの代わりにサブフローを作成します。埋め込まれたデータフローを他のデータフローで再利用することにした場合、埋め込まれたデータフローをサブフローに変換できます。ただし、埋め込まれたデータフローをサブフローに変換すると、繰り返しオプションが削除されます。