サービスの最適化
Spectrum™ Technology Platform サービスを呼び出す方法は多数あり、そのいくつかは他に比べてパフォーマンスに優れています。Spectrum™ Technology Platform サービスを呼び出すさまざまな方法を最も速いものから順に並べると、おおよそ次のようになります。
- ソケットを使用したクライアント API
- HTTP を使用したクライアント API
- HTTPS を使用したクライアント API
- HTTP を使用した XML
- Web サービス - HTTP を使用した SOAP および REST
一般的に、クライアント API によるサービスの起動は、Web サービスの呼び出しより速くなります。ネットワーク プロトコルは、サービス呼び出しのラウンドトリップ タイムに大きな影響を与えることがあります。例えば、HTTP の代わりに持続的なソケット接続を使用すると、応答時間を 30% ~ 50% 向上させることができます。
リアルタイム アプリケーションによる Spectrum™ Technology Platform サービス呼び出しのパフォーマンスは、アプリケーションがシングルスレッドかマルチスレッドか、またサーバーがサービス要求を満たすだけのリソースを使用できるかどうかにも依存します。シングルスレッドのクライアント アプリケーションでは、リモート コンポーネントのインスタンスやステージの実行時インスタンスを追加で指定しても、応答時間に及ぼす影響は最小限です。マルチスレッドのクライアント アプリケーションは、通常、リモート コンポーネント インスタンスおよび実行時インスタンスを複数にする (最大で同時並行スレッド数) ことによって恩恵を受けます。