監査ログの表示
監査ログには、ユーザのアクティビティが記録されます。ユーザがシステム上でオブジェクトの作成や変更を行う際に発生するイベントと、ユーザが API や Web サービスを介してジョブを実行したりサービスにアクセスしたりする際に発生するイベントを記録します。監査ログに記録されるイベントの例としては、データフローの作成、データベース接続の変更、ジョブの実行などがあります。
- Management Console を開きます。
- [システム] > [ログ] を選択します。
-
[監査ログ]をクリックします。
監査ログには、以下の情報が一覧表示されます。
列 説明 重大度 - エラー
- エラーとは、システムの一部が使用不可能になる単発的な問題を指します。例えば、1 つのサービスが機能しなくなる問題によってエラーが生成されます。
- 警告
- 警告とは、システムの動作を停止させることのない問題を指します。例えば、パラメータに無効な値が設定されているサービスをロードすると、警告が発行され、デフォルトのパラメータが使用されます。サービスの使用時に、結果は返ってきたが問題が存在するという場合に、警告がログに記録されます。
- 情報
- 通常、情報イベントは、起動や初期化の際に発生し、バージョン情報やロードされたサービスなどの情報を提供します。
日付/時刻 Spectrum™ Technology Platform サーバーのタイム ゾーンでのイベントの日付と時刻です。 ユーザ アクションを実行したユーザ アカウントです。 ソース イベントを生成したソフトウェア コンポーネントです。モジュールの名前または "Platform" となります。 イベント 発生したアクションです。プラットフォーム イベントは以下のように表示されます。インストールされているモジュールによっては、これらのイベントに加えて、その他のイベントも監査ログに表示されることがあります。
- 作成
- オブジェクトは作成され、サーバーに保存されました。
- バージョンの作成
- Enterprise Designer で新しいバージョンのデータフローが作成されました。
- 削除
- オブジェクトはサーバーから削除されました。
- バージョンの削除
- このデータフロー バージョンは削除されました。ほかのバージョンはまだ存在している可能性があります。
- エクスポーズ
- データフローはエクスポーズされ、実行のために使用できる状態になりました。
- 追加された項目
- オブジェクトはサーバー上のフォルダに追加されました。
- 移動された項目
- オブジェクトはサーバー上の異なるフォルダに移動されました。
- Rename
- オブジェクトの名前が変更され、そのオブジェクトは保存されました。
- アンエクスポーズ
- データフローは実行のために使用できなくなりました。まだ Enterprise Designer での編集は行うことができます。
- 更新
- オブジェクトは変更され、保存されました。
タイプ システムの一部がイベントによって変更されました。タイプの例としては、データフロー タイプ (ジョブ、サービス、サブフロー、プロセス フロー) ファイル サーバーとアクセス制御設定があります。
状況によっては、タイプ 列に同じ名前のオブジェクトが何度か、異なる値で表示されることがあります。これは、1 つのユーザ アクションがシステム内で複数のイベントを生成する場合があるからです。例えば、Enterprise Designer でジョブを作成すると、監査ログにそのジョブの "作成" イベントが表示され、ジョブとして同じ名前を持つ FolderItem タイプの "追加された項目" イベントも表示されます。これは、ジョブが保存されてシステム上のあるフォルダ内に配置されたことを示しています。ジョブの保存とフォルダ内へのジョブの配置は、別々の 2 つのシステム イベントとして扱われます。
オブジェクト名 ログ エントリを生成した項目の名前です。例えば、データフローの名前などです。オブジェクト名には、ユーザによって定義されるもの (データフローの名前など) とシステムによって定義されるものがあります。