セキュア エンティティ タイプ - Business Steward モジュール

エンティティ タイプとは、アクセスを付与または拒否するアイテムのカテゴリです。以下のエンティティ タイプは、Business Steward モジュールの各部分へのアクセスを制御します。

例外

Read Exceptions ステージと例外エディターの他のユーザに割り当てられている例外レコードを変更または削除する機能を制御します。また、例外の管理で例外レコード アクティビティを確認および管理する機能も制御し、Business Steward Portal のパフォーマンス データへのアクセスを可能にします。

また、Business Steward Portal グループに対する編集権限を持つユーザが、例外レコードを割り当てまたは再割り当てするには、プラットフォーム グループに対するセキュリティ - ユーザ表示権限も必要です。

セキュア エンティティ タイプの作成に加えて、特定のデータフローまたは特定のステージに対する制限を指定するセキュア エンティティ オーバーライドを作成することもできます。こうしたオーバーライドは、より制限の厳しい権限を作成するという点で、ユーザベースまたは役割ベースのセキュア エンティティ タイプの設定よりも優先されます。

Business Steward モジュールでは、次のようにしてデータフローおよびステージに対するオーバーライドを作成できます。
  • Business Steward Portal の [パフォーマンス] ページで情報を表示するには
  • Business Steward Portal のダッシュボードおよび例外エディターでデータを変更するには
  • Business Steward Portal の例外の管理で例外の再割り当てやステータスの変更を行うには
  • Business Steward Portal の例外の管理でデータフローを削除するには

例えば、ユーザ JohnSmith がセキュア エンティティ タイプに基づいた変更権限を持っていて、彼の管理者が特定のデータフローをだれにも変更させたくないと考えている場合、管理者は John によるそのデータフローの変更を制限するアクセス制御設定を定義できます。この場合、John は、彼による操作を制限するアクセス制御設定が存在するデータフローを編集できなくなりますが、その他のデータフローは編集できます。また John は、自分に割り当てられている例外レコードの表示や更新を例外エディター内の制限されたデータフローから行うこともできます。