role create

role create コマンドは、JSON ファイルに定義された権限で新しい役割を作成します。

使用方法

role create --rRoleName --f JSONFile

必須	引数	説明
はい	--r `RoleName`	新しい役割の名前です。
はい	--f `JSONFile`	新しい役割の定義が含まれている JSON ファイルへのパス。

役割を定義するファイルの形式

役割定義ファイルを作成する場合、role permission export コマンドを使って既存の役割のファイルを生成し、それを変更するのが最も簡単な方法です。このファイルでは、Management Console に表示される権限リストと同じように権限がグループ化されます。セキュアエンティティごとに、EXECUTE、DELETE、CREATE、MODIFY、または VIEW の権限を指定できます。有効な値は次のとおりです。

true: 権限を与えます。
false: 権限を与えません。
NULL: NULL 値は、セキュアエンティティに適用されない権限を意味します。

次の例は、新しい役割を MyNewRole という名前で作成します。この役割は、権限グループ Matching の権限を持ちます。権限は、Open Parser Cultures、Open Parser Domains、およびOpenParser Tables です。

{
  "name" : "MyNewRole",
  "userNames" : [ ],
  "groups" : [ {
    "name" : "Matching",
    "permissions" : [ {
      "name" : "Open Parser Cultures",
      "permissions" : {
        "EXECUTE" : "",
        "DELETE" : "",
        "CREATE" : "",
        "MODIFY" : "true",
        "VIEW" : "true"
      }
    }, {
      "name" : "Open Parser Domains",
      "permissions" : {
        "EXECUTE" : "",
        "DELETE" : "",
        "CREATE" : "",
        "MODIFY" : "false",
        "VIEW" : "false"
      }
    }, {
      "name" : "OpenParser Tables",
      "permissions" : {
        "EXECUTE" : "",
        "DELETE" : "false",
        "MODIFY" : "false",
        "CREATE" : "false",
        "VIEW" : "false"
      }
    } ]
  } ],
}

例

この例は、SalesAnalyst という新しい役割を作成し、c:\roles\SalesAnalyst.json というファイルの役割定義を使用します。

role create --r SalesAnalyst --f C:\roles\SalesAnalyst.json