ジオコーディング
ジオコーディング カテゴリ内のオプションを使用すると、場所の座標がどのように決定されるかを制御できます。以降のセクションでは、ジオコーディングのグローバル デフォルト オプション (すべての国で使用できます) と国固有のジオコーディング オプション (一部の国にのみ適用されます) について説明します。
Management Console のグローバル デフォルト
いくつかのグローバル デフォルト オプションには、国ごとにオーバーライドを作成できます。それらのオプションには、[Country (国)] 列の値の横にが表示されます。オーバーライドの作成方法については、「国オーバーライドの設定」を参照してください。
グローバル デフォルト オプションを変更した場合、選択内容はすべての国に適用され、国ごとには変更できません。その後、ある国を選択してそのオプションを表示した場合、変更されたグローバル デフォルト オプションは GUI で非アクティブになります。
オプション名 | 国のサポート | 説明 |
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ジオコードのタイプ | すべて | 住所のジオコーディングを行う方法は複数あります。以下にジオコーディング タイプを、精度の高いものから低いものへの順に示します。 これらのジオコード タイプのサポートは、設定されているジオコーディング データセット内で使用可能なデータのタイプに依存します。ジオコーディング レベルのサポート情報については、該当する国のセクションを参照してください。
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住所ポイント補間を使用 | すべて | 住所ポイント補間は、補間ポイントをより正確なものにする特許処理です。ストリートセグメントだけを使用するのではなく、補間処理でポイント データを使用することにより、通常のストリートセグメント補間を向上させます。デフォルトは無効です。 注: 住所ポイント補間には、ストリートレベルとポイントレベルの両方のジオコーディング データセットが必要です。
注: 米国の場合、この機能は補助ファイルのポイント住所に使用できません。
次の図に、住所ポイント補間の仕組みを示します。この例では、入力家番号は 71 です。ジオコーディング データベースには、67 と 77 の住所ポイントが含まれています。ストリートセグメントの範囲は 11 から 501 です。住所ポイント補間を利用した場合、入力家番号 71 は、67 と 77 のポイントを使用して補間されます。住所ポイント補間を利用しない場合、補間はストリート セグメントの終点 11 と 501 を使用して実行されるため、結果の精度ははるかに低くなります。 |
郵便番号セントロイドで代替 | すべて | 住所レベルのジオコードが決定できない場合は、ZIP Code (郵便番号) セントロイドを返すことを試みます。デフォルトでは有効です。 注: 米国の場合 - [マッチ モード] を CASS に設定している場合、このオプションは無視されます。
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地理的セントロイドで代替 | すべて | 住所レベルのジオコードが決定できない場合は、地理的エリアのセントロイドを返すことを試みます。ジオコーダは、入力に基づいた最も正確な地理的セントロイドを返します。例えば、入力に有効な都市と州が含まれる場合、都市セントロイドが返されます。デフォルトでは有効です。 |
世界ジオコーダで代替 | すべて | 住所レベルのジオコードを決定できなくても、世界のジオコーディング データが設定されていれば、検索は World Geocoder にフォールバックされます。通常、ジオコーダがない国で使用されたり、該当する国のデータが存在しない場合に使用されたりします。デフォルトは無効です。 |
ポイントの位置付け | すべて |
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すべて |
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国固有のジオコーディング オプション
これらのオプションにはオーバーライドを設定できません。
オプション名 | 国のサポート | 説明 |
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ポイントの中央線情報を計算 | AUS |
小区画ポイントから最も近いストリート上のポイントを計算します。デフォルトは無効です。 注: この機能を利用するには、ポイントレベルのジオコーディング データセットがインストールされている必要があります。
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ポイントの位置付け |
AUS |
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郵便番号セントロイド レベル | USA | ZIP Code (郵便番号) セントロイド マッチは、以下に示すタイプの ZIP Code のいずれかによって定義されたエリアの中心点を返します。
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