カルチャー固有のパーシング グラマーの定義
カルチャー固有のパーシング グラマーを使用すると、さまざまな言語やカルチャーに対して異なるパーシング ルールを指定できます。これにより、1 つの Open Parser ステージで異なる国のデータ(例えば、米国の電話番号と英国の電話番号)をパースできます。デフォルトでは、それぞれの入力レコードが、Open Parser ステージで指定された順に各カルチャーのパーシング グラマーを使用してパースされます。また、入力レコードで特定のカルチャーのパーシング グラマーを使用する場合は、そのレコードに [CultureCode] フィールドを追加することもできます。詳細については、レコードへのパーシング カルチャーの割り当てを参照してください。
注: ドメインに依存しないパーシング グラマーを作成する場合は、「データフローでのドメインに依存しないパーシング グラマーの定義」を参照してください。
- Enterprise Designer で、 を選択します。
- [ドメイン] タブをクリックします。
- [追加] をクリックします。
- [名前] フィールドにドメイン名を入力します。
- [説明] フィールドにドメイン名の説明を入力します。
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新しい空のドメインを作成する場合は、[OK] をクリックします。別のドメインを基に新しいドメインを作成する場合は、以下の操作を実行します。
- 別のドメインに基づいて新しいドメインを作成する場合は、[他のドメインをテンプレートとして使用] を選択します。
- リストにあるドメインを選択します。次のステップで [OK] をクリックすると、新しいドメインが作成されます。新しいドメインには、選択したドメイン テンプレートで定義済みのカルチャー固有のパーシング グラマーがすべて含まれます。
- [OK] をクリックします。
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グローバル カルチャーのパーシング グラマーを定義します。グローバル カルチャーは、デフォルトのカルチャーであり、カルチャー固有のパーシング グラマーが定義されていないカルチャーを持つレコードをパースするために使用されます。
- 目的のカルチャーごとにカルチャー固有のグラマーを定義します。カルチャー固有のグラマーを追加するには、[追加] をクリックし、グローバル カルチャーの場合と同じ手順でグラマーを定義します。手順を繰り返してカルチャーを必要なだけ追加します。
- カルチャー固有のパーシング グラマーの追加が完了したら、[OK] をクリックします。
これで、作成したドメインとカルチャーを Open Parser ステージで使用してパーシングを実行できるようになります。