オプション

ValidateAddressAUS には、住所の処理方法と返す情報のタイプを制御するオプションがいくつかあります。

表 1. オプション

オプション名

説明/有効値

Database

国際住所処理に使用するデータベースを指定します。指定できるのは、Management Console の [Australia Database リソース] パネルで定義されたデータベースに限られます。

OutputFieldLevelReturnCodes

特定の出力要素に関連付けられている結果フィールドを出力します。結果コード を参照してください。

有効な値は、次のとおりです。

N
出力に個々のフィールドの結果コードを含めません (デフォルト)。
Y
出力に個々のフィールドの結果コードを含めます。

OutputOriginalInputFields

元の入力データを返します。元の入力データ を参照してください。

有効な値は、次のとおりです。

N
出力に元の入力データを含めません (デフォルト)。
Y
出力に元の入力データを含めます。

OutputMatchedAddressFields

パース済み住所要素を返します。パース済み住所要素 を参照してください。

有効な値は、次のとおりです。

N
出力にパース済み住所要素を含めません (デフォルト)。
Y
出力にパース済み住所要素を含めます。

AmasFormatting

Address Matching Approval System (AMAS) 表記を使用して出力住所データをフォーマットすることを指定します。

このオプションを使用すると、Validate Address AUS は、住所を正規化するときに AMAS ルールを使用するようになります。AMAS は、オーストラリア郵政公社が定める、住所規格を徹底するためのプログラムです。AMAS 書式設定表記の詳細については、『Address Matching Approval System (AMAS) Handbook』を参照してください。

このオプションを使用すると、出力データは次のように変更されます。

  • 数値フィールドにはゼロが付加されます。この影響を受けるのは、HouseNumber、HouseNumber2、PostalDeliveryNumber、および DPID の各出力フィールドです。例えば、入力フィールドが 298 New South Head Rd Double Bay NSW 2028 の場合、HouseNumber フィールドの形式は 298 から 00298 に変更されます。
  • 一致しない場合、DPID フィールドの桁はすべてゼロになります。例えば、00000000 などです。
  • 一致しない場合、すべてゼロを含む数値フィールドを除き、すべてのリターン フィールド (パース済み住所要素) が空白になります。
  • CCD フィールドは出力されません。

有効な値は、次のとおりです。

N
AMAS 表記を使用して出力データをフォーマットしません (デフォルト)。
Y
AMAS 表記を使用して出力データをフォーマットします。