独立した住所行に存在する余分なデータ

ValidateAddress は、米国およびカナダの住所に対し、独立した住所行に余分なデータを返します。

米国住所に対しては、住所行の空白でない最初の 2 行を使用して、住所の正規化を行います。ただし、企業名抽出または都市化コード抽出のオプションが有効である場合を除きます (詳細については、「米国住所の住所行処理」を参照してください)。他の住所行に存在するデータは、AdditionalInputData に返されます。以下の住所において、"John Smith" は AdditionalInputData に返されます。"John Smith" は 空白でない 3 つめの住所行に存在しており、ValidateAddress は米国住所に対して、空白でない最初の 2 つの住所行のみを使用するためです。

123 Main St
Apt 5
John Smith
05674

空白でない最初の 2 つの住所行に余分なデータが含まれる場合、そのデータは AdditionalInputData に返されます。例えば、以下の住所において、"John Smith" は AdditionalAddressData に返されます。

123 Main St
John Smith
05674

John Smith
123 Main St
05674

以下の住所では、"John Smith" と "Apt 5" の両方が AdditionalAddressData に返されます。"John Smith" が返されるのは、これが、最初の 2 つの住所行の 1 つに存在する余分なデータであるためです。"Apt 5" が返されるのは、米国住所データは、空白でない最初の 2 行に記載しなければならないためです。

John Smith
123 Main St
Apt 5
05674